キンムトー
(屈斜路エリア)
人知れず眠る沼「キンムトー(沼湯)」
 硫黄山の南側に広がる薄暗いまでの原始林の中、人目を避けるかのようにひっそりとたたずんでいるのがキンムトー。ここには流れ込む川はなく、雨水や雪解け水がたまってできた沼で、面積は4.17ha、最深部で6.5m程です。昔は、周囲に数カ所温泉が湧き出ていましたが、現在はわずかにわき水が出ている程度で温泉は止まっています。沼とその周辺は静寂に包まれ、鳥の声、エゾシカの足跡なども多く、動物たちの憩いの場となっているほか、トンボなど昆虫たちがたくさん生息しています。硫黄山の横を通る片道約7kmのルートで、徒歩約2時間ですが、ヒグマやスズメバチなどの野生生物が多く生息していますので注意して下さい。また、林道も通っていますが、林道入山には森林管理署の許可が必要です。
鳥が羽を休め、訪れた人々の目を楽しませます。



てしかがえこまち推進協議会・弟子屈町
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